カテゴリー ‘日本共産党’ のアーカイブ
徒然なるままに

宮本顕治と志位和夫の違い

日本共産党の歴代指導者を比較するのは恐縮だが、現在の政治状況から一つの考察として成立することは間違いない。まず戦後の日本共産党を建て直し、現在の形にした最大の功労者が宮本顕治氏であることは客観的に明らかだろう。志位和夫氏はその宮本氏から見 ...

政界のダメ社長

日本共産党の志位和夫議長といえば日本社会で知らない人はいない。知らないのはモグリだ。本人に会ってみると意外なことに実はスラリと背が高い。テレビなどの映像で見る著名人の姿は実際に目にすると違うことが多い。私が唯一すれ違ったのはもう10年ほど ...

体制維持に「暴力」を使う共産党

「鄧氏は政治改革を認めると、一党独裁の体制転覆につながりかねないと恐れた」 本日付東京新聞社説は来月の6月4日が中国の天安門事件から35年となることをテーマにした。中国はこの事件をタブーにする。その理由について説明するくだり ...

共産党は「平和・人権の党」か

政党機関紙から独立してフリーランスで活動を始めた97年、私は「しんぶん赤旗」の購読を始めた。それまでほとんど深く取材することもなかった日本共産党だが、仕事上の取材対象の一つとなったからだ。当初は耳障りのいい同党の主張を鵜呑みにしていた。今 ...

綱領に刻まれた真実の歴史

私が4年前の2020年4月に上梓した『ガラパゴス政党 日本共産党の100年』の巻末には、資料集として必要最低限の日本共産党の綱領を収録している。本当は全文(綱領のすべての文章)を収録したかったのだが、ページ数の関係で一部は削除しながらの作 ...

自民党と共産党の共通性

自民党と共産党が窮地に陥っている。原因は2つの政党とも「自己変革」できないという共通体質をもつためだ。政治資金規正法改正への自公協議が始まったが、自民党側は自分たちの案すら作成していない。やる気がないとしか思えない。そのため野党第一党の立 ...