この欄で何度も繰り返しているとおり、私は個々の日本共産党員になんら悪意を持っていない。この10年間の日本の歴史改ざんを果敢に批判してきた同党や同党関係者の行動も率直に評価する立場だ。一方で自分の党の歴史を歪曲・美化する矛盾した態度はまった ...
自民党と立憲民主が党首選を行う時期に、日本共産党の最高指導者である志位和夫議長が外遊している事態を批判する党内論調がある。一方で本日付しんぶん赤旗ではベルリンで理論交流を行った内容が大きく掲載されているが、その最後に「旧ソ連、中国のような ...
外に向かっては「人権擁護」を叫ぶ日本共産党が、内に向かっては「人権抑圧」に走る傾向が顕著になる一方だ。考えてみれば、同党が当初から持っている「査問」というパワハラ行為は、昔はもっと酷いものだった。宮本顕治氏が生きた戦前は、肉体的暴力を使っ ...
昨年2月の元党職員・松竹幸伸氏らの除名問題(いわゆる松竹問題)の本質が日本共産党のトップリーダーの私的感情(嫉妬)にあったことが指摘されている。本来、冷徹なまでの大局観と客観主義の上に立って党の「全体益」のために行動すべきトップリーダーが ...
私の日本共産党へのスタンスはしばしば開陳しているつもりだが、はっきりしている。同党の政権批判能力や歴史改竄への批判姿勢を評価し、さらに党員個々人にまったく悪意はない。だがこの政党が集団や組織として機能する場合、しばしば非人間的・抑圧的・冷 ...
102年の歴史を刻む日本共産党について政治家の一部から「なくなって(=この世から消滅して)ほしい存在」などと発言する場面が見られるが、私個人はそのようには思っていない。一部にせよ同党の果たしている役割について肯定的に評価している面もあるか ...
