20代のころ夕刊紙の仕事で、一部上場企業の人事部長を紹介するコラムを担当したことがある。一般企業の取材の窓口となるのは、広報部である。多くの広報部と接触することになったが、広報はその会社の「顔」だ。その際のやり取り、心遣いなどすべてがその ...
作家の佐藤優氏が政治理論誌『公明』(8月号)で「日本共産党への警戒心を緩めるな」という刺激的なタイトルの文章を寄せているのを広告で見て手に取った。この文章の冒頭の部分で、「共産党は、私に言わせると、間違った価値観に基づく政党であり、日本を ...
本日付の「しんぶん赤旗」に元公明党副委員長が再び登場。赤旗でこの人の顔を見るのは1、2回のことではない。「日本共産党創立101周年に寄せて」という見出しのもと、共産党支持者4人が顔出しで褒めたたえる文章を寄せているうちの一人なのだが、元公 ...
事実をきちんととらまえることができない市議会議員の長井秀和が当選前、選挙演説で過去の使い古されたデマ事件を真顔で取り上げたことで再び問題となった95年の東村山市議転落死事件。当時のデマ加担者はオウム真理教事件の流れに乗せられた多くの出版社 ...
懸案だった日本共産党の批判本の著者のもう一人、鈴木元氏が昨日付で除名処分となった。2月に除名となった松竹伸幸氏につづき2人目である。除名の理由は「党を攻撃した」「分派活動の一端を担った」という点にあるようだが、論理的には2人は同時に処分さ ...
一つの団体や組織がどの程度発展していく土壌をもっているかどうかは、建設的批判意見がどの程度受け入れられるかにかかっているように感じる。金太郎飴のようにどこを切っても同じ意見しか出ない組織は劣化し、必ず沈滞する。一方で建設的意見をどんどん取 ...
