二見伸明が共産党機関紙に登場

本日付の「しんぶん赤旗」に元公明党副委員長が再び登場。赤旗でこの人の顔を見るのは1、2回のことではない。「日本共産党創立101周年に寄せて」という見出しのもと、共産党支持者4人が顔出しで褒めたたえる文章を寄せているうちの一人なのだが、元公明党副委員長の見出しには「民主集中制『当たり前』」の文字がある。過去には元公明党副委員長の立場にありながら、日本共産党のことについては何もご存知ないようだ。民主集中制はコミンテルン(国際共産党)が加盟政党に義務付けた組織原則の一つで、当時の暴力革命によって政権奪取し、共産主義国を増やすという目的のもと、共産党組織を一体化させるために設けられた革命党の組織原則だ。いまもこの原則を保持する共産党は、もはや世界広しといえども、日本共産党とわずかしかない。要するに、民主集中制は戦争などの非常時において、暴力革命を遂行するために義務付けられた原則にほかならない。こんな原則を「当たり前」などと太鼓判を押している人間は、日本国の大臣職を務め、政党幹部を務めた人間においては皆無である。

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