18年前の悪夢の参院選挙が脳裏をよぎった与党議員もいたにちがいない。2007年、第1次安倍政権で行われた最初で最後の国政選挙(参院選)で自公は歴史的大敗を喫し、参議院で自公は過半数に17議席足りない「ねじれ状態」を生み出した。つまり、後の ...
大阪財務局職員、赤木俊夫さんが亡くなって7年となる朝だ。2018年3月7日のことだった。第2次安倍政権は2016年をピークに、2017年から“下り坂”に入る。森友・加計学園問題がすっぱ抜かれのがこの年で、安倍首相は2月17日の国会答弁でも ...
石破内閣は臨時国会の補正予算成立につづき、この通常国会で一般予算成立という一つめのハードル(衆院段階)を何とか乗り越えた。本日付日経で識者の牧原出氏(東大教授)が「少なくともあと2回くらいは同じような状況下で予算審議をすることも想定すべき ...
後半国会を意識してか、選択的夫婦別姓に異論や反論を発信する主張がかまびすしい。産経新聞発行の月刊『正論』の最新号特集「夫婦別姓 不要論」の大見出しもその象徴だろう。永住外国人地方参政権の付与問題が政治的テーマとして浮上した際、日本会議を中 ...
衆院予算審議の最終盤になって高額療養費の負担限度額引き上げについて立憲民主党が「全面凍結」しない限り、予算案の採決には応じられないと頑なになっていると報じられている。すでに予算案は一度修正したものが国会提出されたばかりで、立憲の主張を受け ...
後半国会の一つの見所となるのが選択的夫婦別姓の導入問題であることはもはや明らかだ。結婚しても姓を変えることを強制しない人権上の問題でもあり、明治以来の悪弊を払拭できるかどうかの分岐点となる。さらにもう一つが刑事訴訟法(再審法)の改正問題だ ...