「男社会の弊害は、強者の論理に陥ること」。このフレーズがいきなり目の中に飛び込んできたのは本日付東京新聞(こちら特報部)だ。旧ジャニーズ性加害問題で、加害側企業が一向に対応をしようとしていない状況を「強者の論理」の表現で示したものだ。一方 ...
18年前の悪夢の参院選挙が脳裏をよぎった与党議員もいたにちがいない。2007年、第1次安倍政権で行われた最初で最後の国政選挙(参院選)で自公は歴史的大敗を喫し、参議院で自公は過半数に17議席足りない「ねじれ状態」を生み出した。つまり、後の ...
石破内閣は臨時国会の補正予算成立につづき、この通常国会で一般予算成立という一つめのハードル(衆院段階)を何とか乗り越えた。本日付日経で識者の牧原出氏(東大教授)が「少なくともあと2回くらいは同じような状況下で予算審議をすることも想定すべき ...
後半国会を意識してか、選択的夫婦別姓に異論や反論を発信する主張がかまびすしい。産経新聞発行の月刊『正論』の最新号特集「夫婦別姓 不要論」の大見出しもその象徴だろう。永住外国人地方参政権の付与問題が政治的テーマとして浮上した際、日本会議を中 ...
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は大失敗に終わった。幾つか理由がある中で最大のものは50分の会談すべてをマスコミに公開したことにあったと感じる。なぜならそのことによって率直に行うべき会談が、互いの有権者向けのパフォーマンスの側面を ...
衆院予算審議の最終盤になって高額療養費の負担限度額引き上げについて立憲民主党が「全面凍結」しない限り、予算案の採決には応じられないと頑なになっていると報じられている。すでに予算案は一度修正したものが国会提出されたばかりで、立憲の主張を受け ...