カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

真価問われる農相の正念場

「進次郎が大臣になって永田町の空気感が明らかに変わったよね」。本日付毎日で自民党関係者の声として紹介された言葉だ。党内で発信力が並外れている新農相に期待する向きは大きい。ただし本日付東京コラムなどが書いているとおり、「周りは敵だらけ」だ。 ...

殺すことを止められない

93年のカンボジア総選挙に選挙監視員として現地に赴く際、在日カンボジア人の知り合いからポルポト兵士の肉声を聞く機会があった。それによると、人間が人間に手をかける際、最初の一人を殺めるのには「怖い」という感情がある。だがそれも数人を過ぎると ...

コメ騒動はつづく

本日付日経コラム「大機小機」は示唆に富んでいて興味深い。現在のコメ騒動について、現場感覚として状況を把握していればこうなることは前々から見えていたという指摘だ。具体的には次のように書く。「農業世帯の急速な高齢化や主要農産地の深刻な人口減少 ...

高市早苗が反主流派勉強会を主導

昨日国会で麻生太郎を本部長、高市早苗を本部長代理とする党内非主流派を中心とする外交関係の会合が開かれた。高市氏が2021年11月、岸田政権の党政調会長だった時代に立ち上げた党組織「自由で開かれた太平洋戦略本部」が3年半越しに初会合を開く形 ...

検察自身に自浄能力はない

本日付毎日社会面に村木厚子さんの長めのインタビュー記事が掲載されていた。大川原化工機事件について「ストーリーありきの捜査で、私のときと全く同じ構図だと思いました」との言葉で始まる。検察のこの体質は今も昔も変わっていない。村木氏は具体的に「 ...

戦後90年の節目に向け

公明党が平和創出ビジョンを発表した。これからの10年間を「射程」と位置づけている。北東アジアの安保対話の枠組み創設を提唱し、さまざまなことを盛りこんでいるが、国内的には「人権」のところで「国内人権機構を含む人権救済制度の設置を検討する」に ...