カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

「差別」としての靖國

昨日の高市早苗氏の出馬会見の一部をオンラインで聞いたが、首相になっても靖國参拝を続けたい意向を語ったことは想定どおりだ。そもそも靖國神社に祭られている英霊なるものが、戦争で亡くなった「すべての人たち」が対象ではなく、徴兵されて戦地で戦 ...

旧ソ連と変わらない日本共産党内部

自民党と立憲民主が党首選を行う時期に、日本共産党の最高指導者である志位和夫議長が外遊している事態を批判する党内論調がある。一方で本日付しんぶん赤旗ではベルリンで理論交流を行った内容が大きく掲載されているが、その最後に「旧ソ連、中国のような ...

80年前の学童疎開船沈没事件

戦時下の沖縄在住の学童が集団疎開するために九州に向かった「対馬丸」が撃沈されて80年(1944年8月22日)。本日付毎日、日経、赤旗に関連記事がある。私も20世紀の沖縄を生きた一人の著名な空手家の評伝を書くに当たり、その有力な弟子の一人に ...

上川外相への期待

自民党総裁選挙の候補者が乱立しそうだ。そのうち、8月15日に靖國神社を参拝したのは高市、小泉、小林の3人と伝えられる。本日付東京新聞に「靖国神社廃止論」のコラムがあるが、終戦後、靖国神社を宗教法人にしたのは間違いで、「神道から切り離して国 ...

日本のポル・ポト体質勢力

私の日本共産党へのスタンスはしばしば開陳しているつもりだが、はっきりしている。同党の政権批判能力や歴史改竄への批判姿勢を評価し、さらに党員個々人にまったく悪意はない。だがこの政党が集団や組織として機能する場合、しばしば非人間的・抑圧的・冷 ...

「大東亜戦争」は侵略正当化の呼称

終戦記念日関連の社説だが、本日付日経社説は社説の堅苦しさとは正反対の活き活きした文章だ。「さきの大戦」が4つの戦争が複合したものであったことを指摘し、具体的に「日中戦争」「日米戦争」「英仏蘭との戦争」「ソ連との戦争」を挙げている。その上で ...