カテゴリー ‘国際’ のアーカイブ
徒然なるままに

人道に対する罪

イラク戦争開戦から20年となることで本日付で記事にした新聞が幾つかあった。この戦争はアメリカが主体となって起こしたものだが、開戦理由であったイラクの大量破壊兵器保有は現在も証明されず、開戦理由そのものが「虚偽」という状態にもかかわらず、そ ...

「戦わずに勝つ」という最善の方法

私が沖縄空手の取材を始めたのはちょうど5年前の秋のことだった。もともと沖縄では琉球舞踊などが独自文化として有名だった半面、空手は当地においてすら独自の文化遺産との認識は近年まで薄かったようだ。その証拠に戦後の書物などを見ても、独自文化の象 ...

本当の「国難」とは何か

本日付読売は今世紀末までに気温上昇が2・5度に及ぶ可能性を紹介している。国連が作成した報告書によるものだが、もはや世界は危険水域に入っている。その中で、まるで肉食獣の動物同士のような行動をとっているのが現在の世界情勢だ。ロシアとウクライナ ...

安倍晋三とゴルバチョフの格の違い

ソ連最後の党書記長となったゴルバチョフ元大統領は、立ち行かなくなりつつあった「帝国」を改革するためにグラスノスチ(情報公開)を掲げた。民主主義国家においては当たり前のことだろうが、共産主義の総本山がそこに目をつけたのは指導者としての先見性 ...

政治家のウソの報い

安倍晋三元首相が暗殺された7月8日、日本の全国紙朝刊では英国ジョンソン首相の辞意表明が大きく記事になっていた。毎日や産経は1面トップで扱い、朝日は「不祥事・虚偽説明に批判」の見出しをたて、「重ねたウソ 選挙連敗招く」(2面)、「ジョンソン ...

共産主義の弊害

ロシア革命に始まり、多くの国々に影響をもたらした「共産主義」は、いまも世界の弊害としてその象徴となっている。ウクライナ戦争を起こしたロシア、覇権主義を強める中国、核兵器で生き残りを図る北朝鮮。いずれも社会主義国として、数10年前には「兄弟 ...