カテゴリー ‘戦争・紛争’ のアーカイブ
徒然なるままに

80年前の学童疎開船沈没事件

戦時下の沖縄在住の学童が集団疎開するために九州に向かった「対馬丸」が撃沈されて80年(1944年8月22日)。本日付毎日、日経、赤旗に関連記事がある。私も20世紀の沖縄を生きた一人の著名な空手家の評伝を書くに当たり、その有力な弟子の一人に ...

「大東亜戦争」は侵略正当化の呼称

終戦記念日関連の社説だが、本日付日経社説は社説の堅苦しさとは正反対の活き活きした文章だ。「さきの大戦」が4つの戦争が複合したものであったことを指摘し、具体的に「日中戦争」「日米戦争」「英仏蘭との戦争」「ソ連との戦争」を挙げている。その上で ...

靖國という名の差別神社

安倍晋三元首相が任期中に最も力を注いだ歴史修正(改竄)の対象は旧日本軍慰安婦の問題だった。かつての日本軍は南京大虐殺や731部隊による人体実験など後世において批難されるべき多くの非道な行為を行ったが、慰安婦問題においても戦争継続のために万 ...

男だけで大失敗した大日本帝国

かの大日本帝国時代の意思決定に、女性の意見が反映されていたらと勝手に“妄想”する。日本は1937(昭和12)年に日中戦争を始めたが、軍部は現地調達主義を採用。現地住民から食糧を強奪する方針を降ろし、現地兵隊は結果的に女性と見たら強姦し、証 ...

天皇制と結びつく歴史認識

来年で戦後80年を迎えようとするのに、この国の歴史の改竄はいまも堂々とまかり通る。旧日本軍は中国大陸まで出かけて行って、土足で蹂躙し、女性とみれば日常的にレイプし、食糧を奪い、証拠隠滅のために殺害するという行為を繰り返した。これが「侵略」 ...

現実離れの疎開案を嗤う

本日付東京新聞(こちら特報部)に台湾有事の際の沖縄離島から九州各県に疎開する計画の準備が進んでいることをまとめた記事が掲載されていた。80年前の往時を思い起こさせる行動に、受け入れ先に想定される九州各県の自治体でも戸惑いが広がっているとい ...