投稿者 ‘orner’ のアーカイブ
徒然なるままに

ジャーナリストの使命

今後10年間、ジャーナリストの役割は日本に戦争させないこと、と思い至ったのは還暦という節目の年齢のなせる業だったかもしれない。自分の余命が漠然とながらある程度見える段階となり、人生を明確に「逆算」し始める年齢といってもよい。これからの10 ...

バランス感覚があった安倍とない高市

安倍晋三元首相は在任した合計8年8カ月のうち、靖國参拝はわずか1回だった。第1次政権の1年間では参拝できず、右派系の支持者からは猛反発を喰らった。さらに第2次政権でも参拝したのは初期の1回だけだった。毎年参拝していた小泉首相と異なり、安倍 ...

改革の方向性

公明党の斉藤代表が7日、「保守中道路線の理念に合った方でなければ連立政権を組むわけにはいかない」と語ったことで、高市政権になれば連立は組めないとの予防線と見られている。実際にそうなった場合に公明党が離脱できるかは疑問だが、すでに教団内で高 ...

勝負をかける参政党

自民党総裁の交代がはっきりしたことで解散総選挙が早まるとばかりに参政党はこれまで行ってきた選挙準備を昨日発表した。第一次公認候補者として各都府県の1区を中心に37人を発表し、さらに新しいボードメンバー(執行部)として、「神谷宗幣、吉川里奈 ...

改革マインドを見失った自公の結末

石破首相が辞任を表明した。この1年間を振り返って、個人的な感想を記す。 やはり政権浮揚か停滞かの分岐点(ターニング・ポイント)となったのは政治とカネの問題への対応だったと思う。特に企業団体献金の改革について、石破首相は後ろ向きな姿勢 ...

戦争を抑止する政治家はいずこに

日本は戦後80年、戦争をせずにやってきた。だが国際情勢は「最悪の渦」を作りつつあり、いつ日本が戦争に巻き込まれても不思議ではない状況に入りつつある。その中で、まだ戦争体験をもつ世代が多数を占めた時代は明確に抑制されてきたものが、いまはその ...