2022年2月の月別アーカイブ
徒然なるままに

最後の戦中世代ジャーナリストが訴えたこと

本日付の東京新聞に87歳の田原総一朗氏がロング・インタビューで登場した。「戦争を知っている最後の世代」して、この国で言論の自由を守ること、絶対に戦争をさせない国にすることなどを熱く語っている。目を引くのは第2次安倍政権時代の森友加計学園問 ...

秋田犬の思い出

幼少期、両親の共働きのためかぎっ子として育った私はいまもその影響を強く受けている。小学1年の夏休みに家に一人残すことを心配した両親は、私を母親の実家にひと夏預けた。姉のような従姉妹たちが十分可愛がってくれたが、なにぶん農家なのでまるで様子 ...

「敵基地攻撃」名称変更に言及

一般にはあまり縁がないと思われる「首相官邸」に初めて足を踏み入れたのは1993年のことだった。カンボジアPKOに選挙監視員として参加した際、帰国報告に赴いた記憶がある。出迎えてくれた時の首相は宮沢喜一。官房長官は河野洋平という今思えば宏池 ...

高山正之という人物について

『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』(徳間書店、2015年)というエラそうなタイトルの本を開いて驚いた。「中国人のいない五輪はすがすがしい」「韓国人妻はさげまん」などの見出しは、中韓蔑視のこの種のカテゴリー文化人の範疇だが、ほかにも「朝日 ...

法治国家といえないニッポン

本日付の東京新聞は昨日の国会審議の一断面を1面トップで取り上げている。岸防衛相が敵基地攻撃をめぐって答弁した内容で、相手方領空内において爆撃することを「排除しない」と発言したからだ。中国や北朝鮮を仮想敵国としたこの種の議論は避けては通れな ...

「軸」を崩さない重要性

昨日のスケート女子団体追い抜きの転倒劇は衝撃だった。なぜあんなことが起きるのか。門外漢には不思議でならなかったが、元五輪銀メダリストが本日付の産経新聞(スポーツ面)で解説しているところによると、次のようになる。「インコースのカーブでは、す ...