2021年9月の月別アーカイブ
徒然なるままに

ビジネス右翼が跋扈する時代

自民党総裁選において面白い現象が生まれている。高市早苗候補を応援する極右勢力が高市候補に入れ込むあまり、SNS上などで他の候補(特に河野太郎候補)を標的にした誹謗中傷を行い、逆に高市候補が自らの支持者をたしなめる投稿を行う事態となっている ...

禊(みそぎ)を済ませていない日本共産党

本日付の「しんぶん赤旗」の1面のめだつ場所に、「元公明党副委員長」「元運輸相」の肩書で、「二見伸明」という人物が顔写真入りで登場している。選挙が近くなるとこの人物が登場し、共産党を持ち上げるのはこの数年の「風物詩」だ。今回の文章では、敵の ...

共生社会の礎

私が20代後半から30代初めにかけて勤務した社会新報で得た最大の財産は、人権問題に関する志向性を得たことだった。日本社会党の運動と密接に結びついていた部落問題、アイヌ、在日コリアン、在日外国人(ニューカマー)の大きく4つのテーマがあったが ...

日本共産党を政権内に入れてはいけない「最大」の理由

11月までに必ず行われることになる総選挙は、政権選択選挙となる。現在の自民・公明か、あるいは共産党の入った野党連合か。だが歴史的にみてこの国において日本共産党を政権内に入れてはいけない明らかな理由が存在する。それは同党が1951年から52 ...

過小評価と過大評価

一つの事象をめぐって評価は常に複数起こりうる。たとえば本日の東京新聞コラムで日本共産党寄りと思われる識者が同党の過去の暴力革命路線について、「確かに70年前はそんなことを言ってました」と漠然と書き、同党擁護の主張を掲載しているのは、同党の ...

共産党の「51年綱領」がキーワードになりそうな今回の総選挙

ああ、この政党も終わったな。そう感じたのは今朝配達された「しんぶん赤旗」を目にした感想だ。これまでTBSの「ひるおび!」をめぐる問題で、日本共産党は当初は様子見の思いもあったのか、「赤旗」紙上では2面の目立たないところで関連記事や主張を掲 ...