2021年2月の月別アーカイブ
徒然なるままに

本命のガセネタ屋

もう多くの人には忘れられた存在だろうが、昔「ガセネタ屋」と評された人物がいた。取材した事実よりも、自分がこうあってほしいという願望のほうを重視して記事を作成するため、何度も裁判で負け続けた人物だった。だがこの人物に負けず劣らない人間が最近 ...

トランプの苦難は今後もつづく

アメリカ前大統領への弾劾裁判は不発に終わった。米連邦議事堂襲撃事件を扇動した罪を問われたものの、共和党議員には次の中間選挙で対立候補を立てられることを恐れる者も多く、正当な声を発することができなかったとされている。それだけいまもトランプに ...

愛知県知事リコール運動の顛末

百田尚樹・有本香・門田某などが呼びかけ支援した愛知県知事リコール運動が予想どおりの展開を見せている。昨年締め切られた署名は規定の半数にしか達しなかったが、その署名は8割方が偽造の署名とされた。本日付の中日新聞・西日本新聞では、愛知県民から ...

サイコパスに2度も踊らされた門田隆将こと門脇護

25年前の2月15日。信平狂言事件が始まった日だ。創刊40周年を迎えた週刊誌が特集号で裏付けのないキャンペーンを始めた。編集部に企画を持ち込んだのは顧問先を恐喝して資格を失った元弁護士の山崎正友とされる。週刊誌側はこの事件で大騒ぎする意図 ...

日本共産党の御都合主義

本日付産経新聞で佐藤優氏が学生時代の恩師が亡くなったことを書いていた。東ドイツ出身の外国人教官が共産主義について語ったという以下のくだりを興味深く読んだ。「日本のマルクス主義はソ連のスターリニズムの影響を強く受けている。思考が演繹的なので ...

「東京五輪年」生まれの因縁

アメリカ初の女性副大統領が誕生したとき、驚いたのはその事実それ自体ではなく、就任するカマラ・ハリスという女性が私と同じ学年の人物だったからだ。いよいよそんな時代が来たのかと、我ながら年をとった気持ちがいっそう強くなった。今回、森元首相の後 ...