「東京五輪年」生まれの因縁

アメリカ初の女性副大統領が誕生したとき、驚いたのはその事実それ自体ではなく、就任するカマラ・ハリスという女性が私と同じ学年の人物だったからだ。いよいよそんな時代が来たのかと、我ながら年をとった気持ちがいっそう強くなった。今回、森元首相の後任候補として報じられたのが橋本聖子五輪担当大臣と知って、いっそうその思いが強くなった(本日付読売が1面トップで報道)。この橋本大臣も同じ学年生まれで、彼女は1964年10月5日生まれ(カマラ・ハリスは同年10月20日生まれ)。つまり半世紀前の東京オリンピックの開会式の5日前に出生したのが橋本大臣ということになる。いわば東京オリンピックの“申し子”といってもよい存在だ。調べてみるとこの学年、イギリスのボリス・ジョンソン首相も同学年だったりして、さらに驚かされる。国内有名人では、薬師丸ひろ子、三原じゅん子、さらに北朝鮮で生きているはずの横田めぐみさんも同学年(奇しくも橋本大臣と同じ日の生まれのようだ)。ロートルの自覚をもっと持たなければと感じさせられる。

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