2020年5月の月別アーカイブ
徒然なるままに

実質廃案となった検事の特例定年延長問題

検察幹部の特例定年延長を盛り込んだ検察庁法改正案について昨日、安倍首相は今国会では成立を見送る考えを表明した。本日付でそう書いた新聞は見当たらないが、事実上の廃案に近いと思う。いちおう継続審議で秋の臨時国会につなげると政府は説明するが、秋 ...

国会を揺るがした60年前

今から60年前の1960年5月は、安保闘争で国会が揺れに揺れた時代だった。奇しくも創価学会池田第3代会長の就任時期とも重なる。当時国会で暴れたのは「ブント」と呼ばれた政治グループを中心とする学生たち。いまは政治評論家として活躍する森田実氏 ...

白鳥事件究明を再燃させるきっかけとなった共産党関係者

小生は学生時代、ノンフィクション研究会というサークルに所属した。伝統を持つサークルではなく、同級生が立ち上げたグループに誘われて参加したのだ。すでに今は存在しないと思う。小説に対比した形のノンフィクションが注目された時期で、学生サークルの ...

住民土着型政党

公明党が政権離脱をかけて安倍首相に迫ったとされる給付金10万円問題。珍しく同党がイチかバチかの賭けに出たのはまぎれもなく支持者からの無数の声に支えられたものであったことは明らかだ。当初案の困った人への30万円だけでは、そこに入らない人との ...

沖縄本土復帰から48年

沖縄県が1972年の本日、日本に復帰して48周年を迎えた。この5月15日はそれを記念して毎年、沖縄本島内で平和行進が行われるが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため初めて中止になったと聞く。私がこの平和行進に参加したのは1995年か ...

中国・韓国との関係について

近年、嫌中嫌韓の風潮が強まったのは安倍政権の出現と明らかに連動している。一方で、自民党と連立を組む公明党の母体は、法華経流布の恩人の国として、中国・韓半島をとらえる歴史的スケールをもってきた。そこに介在するのは「恩」という心情だ。さらに「 ...