カテゴリー ‘中国’ のアーカイブ
徒然なるままに

三流評論家の煽り

本日付日経のコラム大機小機は、「『プーチンの戦争』は史上初の『見える戦争である』」と書いていた。確かにSNSなどの発達によって、現地の様子がかなりリアルタイムで世界中に拡散されるようになった。そうした通信状況における初めての戦争になったと ...

日本の対中「参戦」を煽る安倍元首相

第2次安倍政権の一つの特徴は防衛予算を毎年増額してきた軍事拡大政権であったという歴然たる事実だろう。その象徴として安保法制は位置づけられる。その結果、自衛隊と米軍の一体化は近年急速に進み、現状では日本周辺で有事が起きた際に米軍が出動する場 ...

世界の最大リスクは中国「ゼロ・コロナ」の失敗

米国の政治学者イアン・ブレマー氏が主宰する調査会社ユーラシア・グループが毎年冒頭に発表する「世界の10大リスク」が年頭の新聞で取り上げられていた。今年の最大リスク10の中に、中国の台湾進攻など入っていない。逆に、リスクの最初にあるのは、同 ...

言論の自由とは何か

本日付読売新聞に上海発の記事で、南京大虐殺の犠牲者数について、授業の中で犠牲者数について異議を唱えた女性教師が拘束され、精神病院に入院させられたというニュースが載っていた。中国政府は30万人犠牲説を主張してやまないが、中国の学識者にあって ...

沖縄と東京の空気感の違い

沖縄の新聞2紙を郵送で購読しているが、忙しかったりしてちょっと読めないでいると10日もたてば小さな一つの山になっている。沖縄空手の仕事はひと段落したので購読を止める選択もあるようなものだが、最近の新聞を読んでいて特に感じたのは、東京と沖縄 ...

2元論の危うさ

子どものころ、時代劇のテレビを見ていて、父親に問うたことがあった。「どっちが悪もん?」。そのとき父親が困ったような表情をしたことをなぜか今も覚えている。子どもは物事を「よかもん」「悪もん」(いずれも九州地方の方言)の2種類でとらえる。つま ...