ときどきおやと思わせる内容が載るのは日本経済新聞に掲載される匿名執筆者持ち回りのコラム「大機小機」だ。本日付の「冷蔵庫はテレビに勝てるか」とのタイトルに、最初は“三種の神器”に関するものかと連想したがまったく違った。テレビは政府広報のプロ ...
昨日付の読売新聞にノーベル平和賞を受けた団体ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長に取材した記事が掲載されていた。それによると、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる核兵器使用の可能性は、第2次世界大戦後、キューバ危機 ...
本日付各紙は中国ゼロコロナ政策の影響をほぼ横並びで記事にした。上海の都市封鎖が1カ月を超える中、爆発しそうな状況とともに、新たに北京では本日から4日まで店内飲食が禁止措置となった。読売報道によると「中国連休人まばら」で、日本では久しぶりに ...
中国のゼロコロナ政策は当初は成功談として喧伝することで中国の国家としての求心力を高める働きをしたが、今では完全に裏目に出ようとしている。致死率が一定程度あった当初の感染株に比べ、感染力は強いものの致死率の低い状態のオミクロン株では状況がま ...
本日付日経のコラム大機小機は、「『プーチンの戦争』は史上初の『見える戦争である』」と書いていた。確かにSNSなどの発達によって、現地の様子がかなりリアルタイムで世界中に拡散されるようになった。そうした通信状況における初めての戦争になったと ...
第2次安倍政権の一つの特徴は防衛予算を毎年増額してきた軍事拡大政権であったという歴然たる事実だろう。その象徴として安保法制は位置づけられる。その結果、自衛隊と米軍の一体化は近年急速に進み、現状では日本周辺で有事が起きた際に米軍が出動する場 ...