そもそも国家権力は構成員の幸福を追求するために存在する。これは理想論だ。公平で私心なく、未来のことを見据えて手を打ち続ける指導者は極めて稀だ。逆に自らの欲望(名誉欲)のために権力を濫用する指導者は後を絶たない。近年の日本では「一強」と呼ば ...
本日付の朝日・産経などで中国の次期最高指導者の顔ぶれに関する記事が掲載されていた。習近平総書記は国の将来を考えて次世代リーダーを最高首脳陣(政治局常務委員)に入れるという発想ではなく、忠誠心重視で選ぼうとしているため、肝心の世代交代が進み ...
日中国交正常化50年の日を迎えた。戦後、社会主義体制にかじを切った現中国と、昭和の戦争で中国大陸を「侵略」した歴史をもつ日本政府が関係正常化して50年というわけである。この間、中国との関わりの中で対照的な団体が2つある。創価学会と日本共産 ...
本日付産経新聞の1面に重要な情報が掲載されていた。アメリカの識者によるコラムだが、中国が戦争をする能力がないことを端的に示しているからだ。日本では一部勢力による有事の煽りがかまびすしい。その結果、国防費を倍増させろ、憲法の枠内から飛び出し ...
昨日永田町の議員会館で99年前の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人・中国人に関する集会が開かれ、映像が2本上映された。この種の運動系集会に出席したのは久しぶりだったが、広い会場が定刻にはすでに一杯になっており、驚いた。99年前、日本の官憲が ...
最近あるテレビ番組で万里の長城付近にあったかつての日中戦争時代の旧日本軍人の遺骨の身元が確認され、日本の遺族のもとに返還された出来事が映されていた。中国側で尽力したのは善意の民間人で、オンラインで日本の遺族と対面し感謝の言葉を述べると、中 ...