暑い暑いと皆が言う。1年間に観測する猛暑日を16日間観測した過去最多の昨年を早くも更新、今年17日の猛暑日を観測したというニュースが本日付毎日新聞に出ていた。中国でも河北省で豪雨災害が起き、10数万人が被災している。もはや気候変動は世界的な緊急課題で、なかでも温室効果ガス最多排出国の一つである中国がこの問題で国家をあげて率先して取り組むことが、世界的な課題となっている。いま、世界で何が最優先の課題かといえば、この気候変動問題の解決であることは明らかだ。公明党が月末、中国を訪れるので習近平国会主席への親書作成を岸田首相に依頼したというニュースが本日付産経・日経などに出ていた。公明党として同主席と共有すべき最大の課題はここにあると思う。もはや国と国とが争うような次元の地球環境にはなく、真剣な「協働」作業に取り組まなければ、地球そのものが“共倒れ”になるという認識を共有すべきだ。米国がすでに同様の認識をもっている以上、日中があらゆる次元でこの問題で「協働」する意思を確認し、その先鞭をつけることこそあるべき姿と考える。