カテゴリー ‘沖縄’ のアーカイブ
徒然なるままに

「戦わずに勝つ」という最善の方法

私が沖縄空手の取材を始めたのはちょうど5年前の秋のことだった。もともと沖縄では琉球舞踊などが独自文化として有名だった半面、空手は当地においてすら独自の文化遺産との認識は近年まで薄かったようだ。その証拠に戦後の書物などを見ても、独自文化の象 ...

空手普及100年

沖縄本島出身の富名腰義珍が東京出張を終えたあとの帰琉日程をとりやめ、東京に残って空手普及を始めてちょうど100年となる時期である。富名腰はその後船越と名を変えて日本空手界に名を残す存在となった。問題は当時の沖縄空手をそのままの形で普及する ...

被爆国の役割

4月18日付の沖縄タイムスは「核軍縮正念場」の社説を掲載した。核兵器での抑止力を拡散する一部日本人に対し、「今こそ被爆国の役割を」と訴えている。同社説によれば、6月に核兵器禁止条約第1回締約国会議が、8月にはNPT再検討会議が開催される。 ...

「選挙イヤー」初陣を迎える沖縄

玉城デニー知事の4年間を審判する秋の県知事選をはじめ、ことしは重要な選挙がつづく「選挙イヤー」の沖縄県。初陣となるのが23日投票の名護市長選だ。辺野古移設基地を抱える同市の首長がだれになるかは、工事続行などの趨勢を決定づける。本日から選挙 ...

沖縄と東京の空気感の違い

沖縄の新聞2紙を郵送で購読しているが、忙しかったりしてちょっと読めないでいると10日もたてば小さな一つの山になっている。沖縄空手の仕事はひと段落したので購読を止める選択もあるようなものだが、最近の新聞を読んでいて特に感じたのは、東京と沖縄 ...

沖縄が選挙イヤーとなる明年

松野官房長官が沖縄を訪問したことに伴い、本日付の日経・産経は来年の沖縄選挙の集中について記事を掲載している。それによると2月には辺野古基地を抱える名護市長選が行われるのに加え、夏には参院選、さらに秋には県知事選が控える。その間も石垣市長選 ...