10月25日を「空手の日」と制定したのは2005年の沖縄県議会。以来、この日を前後して沖縄では空手に関する各種イベントが開催される。本日11時から沖縄空手会館(豊見城市)で奉納演武が開催されるほか、週末の29日には那覇市の国際通りを使って ...
本日付東京新聞は2021年に成立した土地規制法の運用が趣旨に合わないものであることを指摘している。もともとこの立法は、自衛隊施設の周りの土地が外国資本に買われていると大騒ぎした産経新聞の「対馬が危ない」キャンペーンから始まったもので、本来 ...
沖縄空手の取材を続けているのでいまも琉球新報と沖縄タイムスを現地から郵送してもらい購読している。琉球新報の毎週土曜日に掲載される佐藤優氏のコラムは毎回興味深いものだが、いつもなら1週間遅れで目にする同コラムを、なぜかこの種の内容については ...
近世から近代にかけて沖縄で定着した空手(唐手)は、自分の身を守るための護身術として発達した。それはまさに相手の急所を一撃するための殺人拳でもあった。現在の空手は試合を導入したことにより、必然的にスポーツに転化しているため、元の形をそのまま ...
私が沖縄空手の取材を始めたのはちょうど5年前の秋のことだった。もともと沖縄では琉球舞踊などが独自文化として有名だった半面、空手は当地においてすら独自の文化遺産との認識は近年まで薄かったようだ。その証拠に戦後の書物などを見ても、独自文化の象 ...
沖縄本島出身の富名腰義珍が東京出張を終えたあとの帰琉日程をとりやめ、東京に残って空手普及を始めてちょうど100年となる時期である。富名腰はその後船越と名を変えて日本空手界に名を残す存在となった。問題は当時の沖縄空手をそのままの形で普及する ...