沖縄空手の取材を続けているのでいまも琉球新報と沖縄タイムスを現地から郵送してもらい購読している。琉球新報の毎週土曜日に掲載される佐藤優氏のコラムは毎回興味深いものだが、いつもなら1週間遅れで目にする同コラムを、なぜかこの種の内容についてはいつも即時に知らせてくれる友人がいて、今回の内容はすぐに読めることになった。池田SGI(創価学会インタナショナル)会長が1月11日に提言した内容に基づき、佐藤氏も停戦の枠組みを呼びかけることを提案している。さらに岸田首相のウクライナ訪問を止めるように公明党は提言すべきと述べている。私も岸田首相の現地訪問検討のニュースを最初に聞いた時、ちょっとおかしいだろうとは思ったが、門外漢であるため躊躇した。武力を用いない国家が、イギリスの首相のように戦争の現場に乗り込み、一方に加担するのは日本の外交姿勢としてはいただけない。日本は世界の中で平和という土壌に大きく足を踏み入れた「独自の立場」で、世界に貢献すべきとの主張に全面的に賛同できる。
創価学会の停戦提言 公明は首相に働きかけを<佐藤優のウチナー評論> – 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト (ryukyushimpo.jp)