カテゴリー ‘情報公開’ のアーカイブ
徒然なるままに

ゴルバチョフ健在の記事 90歳の誕生日

本日付の東京新聞に、ゴルバチョフ元大統領の90歳の誕生日を伝える記事が掲載された。3月2日が誕生日という。ゴルバチョフ元大統領はロシアメディアのインタビューに対し、80年代後半に進めたペレストロイカの意義を強調し、核軍縮の必要性を説いたと ...

思想で人を差別する時代に戻ったニッポン

本日付の毎日新聞に掲載された2つのコラムは出色だった。1つは2面掲載の青野由利専門編集委員の「イタリア学会の声明」というタイトルのコラム。歴史的に情報公開の制度が芽生えたのは古代ローマ時代のイタリアだったことを指摘し、それ以降、貴族らは隠 ...

虚偽を許さない社会

日本は虚偽とともに戦後スタートした。すべては公文書改ざん・廃棄から出発しているからだ。戦争中の悪事を、戦犯逃れの目的で内務省が全国へ通達。軍部を中心に、多くの証拠が隠された。それでも米軍が押収した文書や外務省になぜか残った文書、さらに各兵 ...

大日本帝国の踏襲

終戦間際の日本政府が都合の悪い文書を一斉に廃棄・焼却した事実はこの国の大きな「汚点」である。当時の軍部を中心とする政府は、都合の悪いものは全部消してしまえという自己保身の姿勢に固まっていた。そうした政治姿勢を踏襲したと思えるのが、安倍晋三 ...

隠す文化

日本人は「隠す文化」を持っている。その最たる事例は、先の昭和の大戦の終戦時、組織的に役所所有の都合の悪い文書を焼却・廃棄した問題だろう。「戦犯」にされることを恐れたわけだが、その中には歴史の教訓となる多くの資料が含まれていたことは明白だ。 ...

旧日本軍の「悪弊」を継承した安倍政権

戦後制定された日本国憲法の3原則の一つ、国民主権の前提となるのは知る権利であり、情報公開の原則である。ただしこの国に寄らしむべしの慣習が長らくつづいたせいか、いまも「官」のチカラが強く、情報公開の原則は先進国の中ではおよそお粗末なレベルの ...