“陥落”という言葉を使うと私などは昭和12年の「南京陥落」を想起するが、“落城”でも意味は同じだろう。10年前の8月5・6日、朝日新聞は過去の慰安婦報道を自ら検証し、一部の記事を取り消す挙に出た。ただし報道の誤りは認めたものの、謝罪の言葉 ...
愛読誌というわけでは決してないが、批判的に月刊『Hanada』や月刊『WiLL』にはできるだけ目を通す。最新号のトピックは次の首相を決める自民党総裁選の候補者に関する論評が目立つ。高市早苗氏を押し上げたい日本会議勢力は活発に地方遊説(講演 ...
本日は新聞休刊日なので朝はぽっかり穴が開いたような気分だが、通常なら在京6紙に目を通す。2つの日刊政党機関紙も読むので実際は8紙だ。だがこの生活も長くは続かないだろうと見ている。経営難などで無くなる新聞が出てくると予想しているからだ。個人 ...
空手関係の書籍の英訳作業を進めている。昔と違うのは、いまでは書籍1冊分の文量でもわずか数分で全翻訳が完了することだ。やってくれるのはAI(人工知能)である。それでほぼ8割方の完成度の翻訳文ができあがる。ただし機械が行う作業なので、固有名詞 ...
6月5日に新しい月刊誌『地平』が発刊された。岩波書店発行『世界』の編集長を務めた人物が立ち上げた新会社の新雑誌ということで私も数日後に手にする機会があった。これまで右派論壇誌が活発で、しかも『WiLL』が分裂して類似雑誌が2冊になったこと ...
上川外相発言事件が波紋を呼んでいる。もともとの報道は共同通信が発信したものだが、明らかに外相の真意とは別の形で言葉尻を取り出し、問題化しようと努めた形跡が明らかだ。冷静な人は報道を見て、語った本人の真意がどこにあるのかある程度わかるまで正 ...