カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

薩長出身者らが始め賊軍出身者が終わらせた太平洋戦争

今日付の東京新聞はこちら特報部のコーナーで安倍政権がやたらと強調する「明治150年」の意味について取り上げた。『明治150年史観』の頂点にあるのは日露戦争の礼賛にあるとここでも指摘し、日露戦争の勝利の行き着いた先が太平洋戦争の敗戦であり、そ ...

「うっぷん教」が蔓延する社会

昨日(1月31日)付の毎日新聞夕刊の特集ワイド欄で、「儒教バッシングの愚」という記事が掲載されていた。やや遅すぎる感もあるが、このような正論が新聞紙上に大きく掲載されることは珍しい。 記事では講談社発行のケント・ギルバート著『儒教に支配され ...

南京事件めぐる「読売」と「産経」の落差

日中戦争で南京大虐殺の契機となった南京陥落から80年となった12月13日、習近平国家主席が南京大虐殺記念館の追悼式典に出席したものの、演説を行わなかったことが報じられている。多くが日本への配慮を示したとのトーンで説明しているが、来年は日中平 ...

反日新聞の「産経」を読む

本日付の「全国紙」産経新聞の1面トップ見出しは「『南京』の嘘 カナダで拡散」というものだ。同紙の「歴史戦」シリーズの一環だが、この記事では何が嘘かは明示していない。ただただ「南京事件」と「慰安婦」は虚偽であるとの印象操作を図っているだけの記 ...

習近平が3年ぶりに南京式典に出席へ

本日付産経新聞によると、12月13日に南京陥落80年となるのに合わせ、南京市で行われる追悼式典に、習近平国家主席が出席する見通しとなったという。この式典は3年前から国家レベルに格上げされている。南京市内の大虐殺記念館をはじめ、近郊各地にのこ ...

2つの記念日

先日、韓国国会が毎年8月14日を慰安婦の記念日に指定する内容を盛り込んだ法律改正を行ったとのニュースが報道されていた。なぜ8月14日かといえば、1991年の同じ日に韓国で元慰安婦の女性が初めて公の場で証言した日だからという。似たような記念日 ...