カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

軍人が政治に口出しする時代

昨日付の産経新聞で前統合幕僚長という人物が憲法改正について自衛隊の憲法明記に関する主張を行っていた。統合幕僚長はいうまでもなく、陸海空を束ねる自衛隊のトップの職責を意味する。従来であれば、軍人に相当する「制服組」がこのようなあからさまな政 ...

ホモサピエンスの戦場レイプ

戦争にレイプはつきものだ。極限状態に置かれた兵士たちが人間本能に目覚め、平時とは異なる行動を起こすからだ。本日付毎日コラムで大治朋子専門記者がウクライナにおけるレイプ被害について書いていた。15歳の少女が民家の地下室に監禁され、ロシア兵に ...

日本の部族主義

現在地球上に生存する人間はホモサピエンスという同じ人類である。過去に地球上には多くの種類の人類が生存し、そして絶滅した。わかりやすいところでは身長が低い小人の人類もアジア方面に生息したようだ。現在のホモサピエンスは環境の違い等により、肌の ...

劣化日本人の拡大再生産運動

ロシアのウクライナ侵攻やロシアや北朝鮮の核先制使用発言などを受け、自民党のタカ派勢力が浮足立っている。安倍元首相がテレビ番組で核シェアリングについて論及すると、その配下にある「アベポチ」とされる新聞記者や自称ジャーナリストらが盛んにこれら ...

靖國神社が日本をダメにする

明治政府がつくった「戦争神社」こと靖國神社。公平にすべての戦没者が弔われているわけでもない、命に選別を与えた「不平等施設」でもある。310万人の命を失った昭和の戦争でも、国民を戦争に駆り立てるためのシンボルとして機能した。なぜか戦後完全解 ...

虎の威を借りたキツネたち

戦後間もない疲弊した混乱期をリアルに体験した世代がまだこの社会に大勢生きていて、いまの日本の後続者の一部が「核兵器で日本を守れ」などと叫んでいる姿を見れば、きっと絶句したに違いない。「鬼畜米英」と戦って310万人の自国民の命を失わせた77 ...