カテゴリー ‘国際’ のアーカイブ
徒然なるままに

中東で問われる日本の人道的対応

日本で日刊の政党機関紙は2つしかない。いずれも毎日愛読している者だが、昨日付の「公明新聞」が一つの面を使って「UNRWA ハマスへの関与は本当か」の解説記事を掲載した。いうまでもなく、イスラエルに先制攻撃をしかけたハマスに、現地の国連関係 ...

世界に誇る2人のナカムラ

日本が誇るべき2人の国際人は、奇しくも5年前の2019年、2カ月たがわずに同じ年に亡くなった。一人はアフガニスタンで活動をつづけた中村哲医師。享年73。銃殺。もう一人はややこじつけになるが、旧姓・中村貞子。享年92。世界的にはオガタ・サダ ...

世界の3つの重要選挙

元旦付の各紙はことしの世界が選挙イヤーであることを特集した新聞が多い。1月の台湾総統選、3月のロシア大統領選、11月のアメリカ大統領選が3大柱で、世界の今後10年の動向が決まるといわれる。ほかにもインドネシア大統領選(2月)、メキシコ大統 ...

トランプ復帰への覚悟を促す論調

日本は臨時国会が会期末の日を迎え、国内政治が慌ただしいが、本日付日経は「『トランプ復帰』への保険」と題するフィナンシャルタイムズの記事を掲載した。最悪の事態を早めに想定しておくことが最善の策というものだ。さらに本日付の毎日も「トランプ・リ ...

プーチン大統領の責任は変わらず

中東紛争の陰に隠れてロシア・ウクライナ戦争の報道が減っているが、モスクワでは現在も戦時下にあることを伝えるニュースが本日付読売に。ロシアとウクライナ双方が無人機による攻撃を活発化させる中、無人機への妨害電波の影響で、モスクワ市内ではカーナ ...

大量虐殺を容認する門田と飯山

門田隆将や飯山陽などは物事を明瞭に2分化し、単純化することで大衆操作の錬金術とする現代の錬金士だ。ハマスの最初の攻撃の残虐さやその規模から「テロは容認されない」ものとして、イスラエルの反撃を正当化する主張をこれまでふりまいてきた。一方で日 ...