投稿者 ‘orner’ のアーカイブ
徒然なるままに

公明党の試練が始まる

本日付産経が国会の今後の最大争点となる政治資金規正法改正案に関する記事を掲載しているが、自民党の改革姿勢はなきに等しい感がある。来週前半にも自公協議を行い、大型連休前に「与党案」を示すことが濃厚と報じているが、焦点はやる気のない自民に対し ...

老舗政党が崩壊するとき

自民党の体たらくを最も有利な政治環境に“転化”できるはずの日本共産党がぱっとしない。外部に果敢に打って出るべきタイミングでありながら、昨年はじめの除名問題や党大会でのパワハラ発言などの党内問題で失策を重ねているからだ。外部の者が客観的にみ ...

カンボジアPKOの思い出

本日付各紙訃報欄に小さく、元統幕長の死去が掲載されていた。西元徹也氏、87歳。日本が自衛隊部隊を初めて海外派遣したカンボジアPKOのころ、陸上自衛隊の最高責任者を務めた人物だ。私ども日本政府派遣の選挙監視団は選挙が行われる93年5月に現地 ...

安倍政治が遺したもの

安倍首相が亡くなってあと3カ月で三回忌を迎える。日本憲政史上最長任期記録をつくった元首相の死去からまだ2年もたっていないが、最大派閥を誇った「安倍派」は消滅、極右論壇誌も退潮傾向が著しい。結局、安倍政権は何を残したのかというテーマは今後も ...

良師を求める

空手の世界にも良師を求めよといった意味の言葉が残されている。同じ武術、あるいは同じ流派を習うにしても「だれに」教わるかによって結果は大きく異なってくるからだ。では何が良い師かという定義は短絡的には言えない。それでもいまとなってはその言葉の ...

排除と包摂

日本社会の外国人比率は現在2%。欧米諸外国はすでに10%を優に超えるので、日本はこれでもまだ均質社会といえるが、すでに移民社会に移行していることは事実だ。外国人の受け入れ(労働者含む)に対し、日本社会が変質することをおそれるこの国の限界右 ...