カテゴリー ‘空手’ のアーカイブ
徒然なるままに

空手雑感 34

空手とは何か。その本質を定義するのは意外と難しい。型なのか、組手なのか。突きなのか、蹴りなのか。いまの私なら、空手とはサンチンとナイハンチであると答える。 この2つの型を抜きにして、空手はありえない。個人的な見解にすぎないかもしれないが、 ...

琉球と日本

年末のこの時期になると、2年前の今ごろを思い出す。沖縄にいて、空手家の取材を本格的に始めたのがこの時期だったからだ。以来、那覇空港に降り立った回数は正確には数えきれない。通算すると3カ月以上は滞在した計算になるはずだ。若いころ、竹中労とい ...

空手雑感 33

空手流派はよく分裂する。カリスマオーナーのような存在の空手家が死亡したあと、四分五裂となった典型例が極真空手だ。そこには通常、感情のもつれが絡むので、一度壊れた組織の修復は簡単にはいかない。現在、極真空手は大きな塊が3つほどあるが、往時の ...

空手雑感 32

中年も半ばになって空手を始めてちょうど10年になる。いまは沖縄空手のほうに夢中だが、もともとは極真空手をやっていた。空手の発祥が沖縄にあり、その内容や歴史に興味を持ち始めたのは2年ほど前のことになる。私は日本本土で保存された沖縄空手のとあ ...

政府は首里城修復支援を

戦後世界に広がったkarateは沖縄を発祥とする。中でも首里城は、首里士族らが伝えた「首里手」(空手の種類)の象徴であり、シンボルとさえいえる。その首里城が焼け落ちた。過去に4度、戦火や失火で焼けているので、歴史的にみれば唯一初めてという ...

空手雑感 31

空手の取材で沖縄に通うようになってさまざまな空手家と知り合うことになった。それでも、全体から見ればごくごく一部にすぎない。本土でおよそ耳にしたことがなかったのは、野外で稽古するグループがあることだろう。自然の中の木を巻き藁がわりに使用し、 ...