カテゴリー ‘空手’ のアーカイブ
徒然なるままに

空手雑感 31

空手の取材で沖縄に通うようになってさまざまな空手家と知り合うことになった。それでも、全体から見ればごくごく一部にすぎない。本土でおよそ耳にしたことがなかったのは、野外で稽古するグループがあることだろう。自然の中の木を巻き藁がわりに使用し、 ...

空手雑感 30

沖縄で空手の取材を続けていて印象深い出会いも生まれた。ある空手家から言われた一言はいまも忘れられない。「音をたてて歩くな」。武人たるもの、足音をたてる人間は素人に等しいとみなされるという。例えば板張りの上を歩く場合、人間の歩行はかかとから ...

空手雑感 29

世界に1億人以上の愛好者をもつと喧伝されるKarate。 歴史の古い順に分けると大きく3つのカテゴリーに分けられると思う。(1)沖縄空手(2)日本空手(3)フルコン空手である。(2)はいわゆる松濤館、糸東流、和道流、剛柔流の4大流派を中心 ...

空手雑感 28

座波仁吉という空手家が死去して本日で10年の佳節となる。沖縄県の首里で生まれ育ち、幼少のころから首里手の空手を学び、本土に出たあとも空手普及に尽力した。主に大阪を舞台に、戦後しばらくは九州の宮崎で空手指導を行った。系統としては、知花朝信の ...

空手雑感 27

 こんなことを書くと頭がおかしいと思う人も出てくるかもしれないが、私は過去の世において琉球で暮らしていた人間かもしれないと強く思うようになってきた。いまから20年以上前、首里城を初めて訪れたときに感じた無性に懐かしい感情、さらに最近は沖縄 ...

空手雑感 26

2024年のパリオリンピックにおいて空手が外れたことを歓迎する意見がある。現在の型競技では、見映え重視が優先され、従来の空手の技からかけ離れ、こんごは体操選手を迎え入れて高得点をめざすような「あってはならない」流れさえ懸念されるようになっ ...