2022年7月の月別アーカイブ
徒然なるままに

民主主義を破壊するデマ

本日付の日経新聞に米ユーラシア・グループ社のイアン・ブレマー氏の論考が掲載されている。時折この新聞に掲載される同氏の主張を楽しみにしているが、本日付の論考で強調されるのは米国政治の民主主義がいやましてひどい状況にあるという認識だ。「同盟国 ...

伯祖父の戦死

柳原家にとって本日は祖父の兄が戦死した日だ。77年前の7月20日、長男であった柳原賢一(1909-45)はフィリピン戦線で35歳の人生を終えた。2人の娘が残されたが、次男であった祖父が戦後、伯祖父(おおおじ)に代わって心を配ったという。伯 ...

「アベガー」と「アベ信者」

安倍元首相ほど好き嫌いや評価の分かれた政治家も珍しいだろう。暗殺事件以来、この国の言論空間は安倍元首相を「宣揚」する論調で覆われ、批判的な評価を表明しようものなら「アベガー」のレッテルを貼られるようになった。右派お得意のレッテル貼りである ...

いやまして重要な位置を占める公明

本日付毎日新聞が政治面で「公明党 世代交代へ危機感」の記事を掲載した。同党は7選挙区で3回連続の「完勝」を果たしたが、比例で伸び悩み、1議席減らす結果になったことを中長期的な凋落傾向としてとらえている。記事によれば、党の情勢調査では640 ...

民主主義の底に穴を空けた行動

安倍元首相の突然の死去に伴い、生前の行動を美化する動きが目立つ。いいところだけをほめ、悪い部分はあえて口にしないという日本人的な行動に思えるが、「公人」はそれで済む対象ではない。多くの人が外交の卓説さなどを口にするなか、もっとも指摘される ...

公・共対決の主戦場は東京へ

国政選挙となると昔から組織政党の公明党と日本共産党の対決がいつも注目されてきた。今回比例票に限ってみると、公明618万、共産361万と大きな差がついているが、それでも都道府県別にみると、共産が公明を上回った府県が2つある。共産の牙城といわ ...