2019年10月の月別アーカイブ
徒然なるままに

足軽3人組が再び“断罪”された中身

 創価学会の元本部職員3人が懲戒解雇された理由を不服として提訴し完全敗訴していた裁判で10月16日の高裁判決の内容が明らかになった。一審判決では3人の本人尋問を直接行った上での判決文だっただけに直截的な表現が多かったが、高裁判決は書面上だ ...

日本がこれほど右傾化した理由

1990年代はリベラル色の強い政権が続いた時代とされる。その社会状況が変化するのは90年代後半からであったと見ることができる。新しい歴史教科書をつくる会(通称・つくる会)が発足し、日本会議もそのころに結成された。さらに99年には中道勢力で ...

国家神道にひれ伏す勢力

昨日の高御座(たかみぐら)の前で高い場所にいる新天皇に対し、安倍首相が万歳三唱したシーンには強い違和感を覚えた。この儀式は、日本書記に基づき、天皇が天から降臨したという神話を具現化するために創られたものとされる。要するに大日本国憲法に基づ ...

衆院解散は遠のいた?

 この臨時国会で改憲論議が進まない場合、業を煮やした安倍首相が衆院解散に打って出ると見る向きが一部にあったが、今回の台風19号による全国的に甚大な被害に対する対応を余儀なくされる事態となり、解散は遠のいたとの見方が一部報道機関か ...

二見伸明のごく浅い見識

「元公明党副委員長」の肩書でまた二見伸明が赤旗日曜版に登場し、次のように語っていた。「『共産党は路線を変えるべきだ』などと言う人がいます。私は別に共産党の肩を持つつもりはないけれど、共産党の路線は、日本の政党の中で最もまともですよ」。オイ ...

「かつての自民党ハト派の役割」

 公明党の神崎武法元代表が最近になって新聞各紙でインタビューに応じている。本日付の読売新聞もその一つだ。ここではっきり述べていることは、衆院の選挙制度が小選挙区制に変わって首相官邸の力が増したこと、さらにそれにより自民党もかつて ...