本日付で対照的な新聞が同じ映画について取り扱っていた。一つは産経だ。文化欄で『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』という映画について紹介していた。これは1905年生まれで1935年に死去する英国人ジャーナリストが当時のソ連に飛び込み、数百万 ...
私が社会新報から独立したのは1997年1月。その年の東京都議会選挙をある媒体で取材したとき、初めて日本共産党に関する取材を始めた。日刊紙赤旗の購読を開始したのもこのときで、それは同党の政治姿勢に共鳴したからではなく、仕事上の必要にかられて ...
選挙ともなると過去には「公共対決」なる言葉が躍ることがあった。公明党と共産党の対決という意味だが、この問題はもともとは共産党と創価学会の対決である。両者がぶつかり合ってきたのは歴史的なもので、一つは国政参画の時期が重なったことがあげられる ...
本日は日本共産党の立党98周年の記念日ということで、本日付の「しんぶん赤旗」は記念日を祝う「立党の精神をいま心に刻んで」と題する社説を掲載している。だがそこには創設の大事な事実は何も書かれていない。ソ連共産党を中心とするコミンテルン(共産 ...
ツイッター上で目にした情報をもとに日本共産党第16回党大会について調べてみたら、その際の中央委員会報告(1982年7月31日採択)で、当時の不破哲三書記局長(前議長)が次のように語っていた。歴史的にも極めて重要な文書であるので、そのまま引 ...
昔まだ日本共産党のチカラがいまよりずっと強かった時代。共産党を批判する者、不都合な批判者に対しては「反共」というレッテルが貼られた時代があった。自分を正当化し、相手を貶めることで自分たちの主義を守るという行動方式にほかならなかった。いまは ...