安倍晋三元首相の政権の成果を大きく括れば、日本を戦争のできる国に作り変える、あるいは戦争をしやすい国に作り変えることにあったといえよう。同時にこの国の歴史認識のあり方についても大きな変革(改悪)をもたらした。その焦点となったのは過去の戦争 ...
10年前の2014年といえば、日本の現代史において様々なことがあった年だ。まず4月に消費税が8%に上がる。安倍政権は2度にわたり消費税を上げたが、それでも崩れなかった強固な政権と位置づけられる。一方でこの年の7月1日、安倍内閣は集団的自衛 ...
今月新潮社から発刊された『ジャーナリストの条件 時代を超える10の原則』という新刊を読んでいて興味深いことが多々ある。元共同通信記者の澤康臣・早大教授が翻訳した内容だが、よくいわれるフェイクニュースが真実のニュースより拡散力が大きいという ...
昨日付の朝日新聞夕刊にジャーナリストの野中章弘さんの大きな記事が出ていた。アジアプレスインターナショナル代表として、日本のフリーランスのビデオジャーナリストの道を切り拓いてきた人である。すでに退職しているようだが、近年は早稲田大学 ...
自分の職業人生が歴史にどう刻印されるか。そのように意識しながら仕事をしている人はむしろ少数かもしれない。後世の歴史に相手にされない、同時代にはもてはやされても歴史には残らない。その重要な基準は「真実」である。その逆は「ごまかし」であったり ...
昨日夜のインターネット番組言論テレビで防衛装備品の問題について論じたので見ていたら、番組の最終盤で司会の櫻井よしこがとんでもないことを言い出した。自民党の裏金問題に関連し、「公明党がクリーンというのは間違いだ。創価学会から多くのカ ...