カテゴリー ‘メディア’ のアーカイブ
徒然なるままに

「アベガー」と「アベ信者」

安倍元首相ほど好き嫌いや評価の分かれた政治家も珍しいだろう。暗殺事件以来、この国の言論空間は安倍元首相を「宣揚」する論調で覆われ、批判的な評価を表明しようものなら「アベガー」のレッテルを貼られるようになった。右派お得意のレッテル貼りである ...

オンラインリポートの好評記事

本サイトの「オンラインリポート」でどの記事が一番多くアクセスがあるかを調べたのは約4年前。その際はリポート8の「波田地一派に追随する『田口伸明』の素顔」という記事が一番読まれていた。本日久しぶりに確認してみると、現在の最多記事はリポート1 ...

ライバル企業を洗え

仕事上さまざまな人の影響を受けてきたが、まだ20代の当初に文章の書き方から人生万般まで指導を受けたのは西日本新聞社出身で大宅壮一門下として活躍した大隈秀夫先生(1922-)である。その教えの一つに、Aという会社や団体を取材しようと思ったら ...

是々非々ではない産経コラム

産経新聞に「新聞に喝!」というコラムが毎日曜に掲載される。持ち回りで数人の執筆者が書いているが、本日付では「共産党に優しい朝日と毎日」というコラムが掲載されていた。そこで執筆者は朝日新聞と毎日新聞が共産党に優しいという裏付けとして、朝日新 ...

事実とプロパガンダ

土曜日のTBS報道特集でロシアのガルージン駐日大使がインタビューに応じていた。そこでガルージン氏はロシアの正当性を真っ向から主張し、民間人虐殺がウクライナによる自作自演であることを訴えた。さすがにその場でインタビューしていた記者は愕然とし ...

秩序崩壊後の言論文壇界

ジャーナリズムの世界では誤報を打てば大きな信用失墜を招く。まして意図的な虚報となればその人はジャーナリスト生命を失うのが通例だ。だがこれは秩序が機能している社会での話。そのような土壌がそもそも崩壊した世界では、通例の淘汰も行なわれにくくな ...