大宅壮一ノンフィクション賞からリニューアルした第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞に、森功著『悪だくみ~「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(文藝春秋)が選ばれたと各紙で報じられている。当コラム日記でも、たまたま4月7日付で取 ...
安倍首相をめぐる一連の問題は、知り合いに対するえこひいきなど公平性のなさという問題よりも、ウソにウソを重ねて国民への説明を繰り返してきた主権者への背信的態度に本質的な問題があると感じられる。 だがそうした首相の姿勢を100%容認するかのよう ...
安倍首相の「加計」「森友」問題の証拠が多く出ている。この問題の本質は国の最高権力者およびそれに連なる者たちが、一部の人間をえこひいきしたという点にある。加計は米国留学時代からの長年の友、森友は同じ日本会議系という違いはあるが、根本にあるのは ...
昨年12月に出た本ながら、あまり書評に取り上げられなかったのか本の存在自体を3月まで知らなかった。安倍首相が関わったかどうかが争点となった「加計学園」問題について広く取材して本質を浮き彫りにした調査報道である。著者の経歴は「出版社勤務を経て ...
このコラム日記が始まったのは2004年3月。以来14年がすぎる。最初に題材として取り上げたのは、当時、週刊新潮で捏造記者として有名になっていた人物の仕事ぶりについてだった。現在、その人物は新潮社を退社後、ノンフィクション作家として仕事を続け ...
本日付の産経新聞は、高木桂一那覇支局長が米兵の交通事故に関し裏付けをとらずに地元紙の琉球新報、沖縄タイムスを記事で誹謗中傷した問題で、高木支局長に対し、出勤停止1カ月とする処分を発表した。高木記者は2月16日付で編集局付となり、代わりに船津 ...