カテゴリー ‘きょうの朝刊’ のアーカイブ
徒然なるままに

フル・オープン会談の弊害

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談は大失敗に終わった。幾つか理由がある中で最大のものは50分の会談すべてをマスコミに公開したことにあったと感じる。なぜならそのことによって率直に行うべき会談が、互いの有権者向けのパフォーマンスの側面を ...

衆院土壇場の攻防

衆院予算審議の最終盤になって高額療養費の負担限度額引き上げについて立憲民主党が「全面凍結」しない限り、予算案の採決には応じられないと頑なになっていると報じられている。すでに予算案は一度修正したものが国会提出されたばかりで、立憲の主張を受け ...

今国会の2つの人権立法

後半国会の一つの見所となるのが選択的夫婦別姓の導入問題であることはもはや明らかだ。結婚しても姓を変えることを強制しない人権上の問題でもあり、明治以来の悪弊を払拭できるかどうかの分岐点となる。さらにもう一つが刑事訴訟法(再審法)の改正問題だ ...

70年ぶりの少数与党による一般会計予算案

本日付朝日新聞によると、「2025年度当初予算案の衆院通過は3月3日以降にずれこむ見通し」となった。「政府・与党は当初、参院で議決しなくても年度内に成立する3月2日までをめざしたが、予算案の修正協議や参考人招致をめぐる協議でずれこんだ」。 ...

人間の業をどう払拭するか

ウクライナ戦争が始まって3年となる朝を迎えた。本日付日経報道によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は23日記者会見を開き、「自国に平和がもたらされるのであれば、大統領を辞任する用意がある」と述べたという。さらに自身の大統領職を「NATO ...

一つめの山頂が見え始めた国会

自公と維新が予算案修正について政調会長レベルで合意にいたった。本日付朝刊では「予算案成立へ」(日経)と打った新聞が多い。ただし産経は「維新、意見集約に不安」「予算案修正 くすぶる党内対立」の記事を掲載し、含みを持たせた。本日付朝日でも「維 ...