カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

2つの記念日

先日、韓国国会が毎年8月14日を慰安婦の記念日に指定する内容を盛り込んだ法律改正を行ったとのニュースが報道されていた。なぜ8月14日かといえば、1991年の同じ日に韓国で元慰安婦の女性が初めて公の場で証言した日だからという。似たような記念日 ...

公明党の独自外交をクサした産経新聞

公明党の山口那津男代表が独自外交を展開している。昨日は韓国の大統領と45分間会見したが、新聞の中で「踏み込み不足」と唯一クサしてみせたのが産経新聞だ。その理由は「慰安婦のいの字も出さず」との小見出しにあるとおり、両国間の懸案事項である慰安婦 ...

言論「劣化」の時代

本日付の産経新聞に掲載された書籍広告。祥伝社という出版社が掲載している大きな広告だが、あらためて時代の様相を感じさせる。ケント・ギルバードと百田尚樹の大きな写真とともに、書籍のタイトルは『いい加減に目をさまさんかい、日本人!』。さらにサブタ ...

「極右」と「極左」の意外な共通点

両極端に位置する人びとに共通する特徴を感じたのは最近のことだ。例えば櫻井よしこのような「極右」のプロパガンダを担う人物は、旧日本軍の蛮行を指摘されると過敏に反応する。その結果、南京大虐殺や従軍慰安婦の問題を過小評価し、できるだけ「天皇の軍隊 ...

憎悪と危機を煽るだけの産経新聞

産経新聞が10月29・30日付1面で「異聞 防人の島・対馬」という記事を掲載した。内容は韓国人が対馬の土地を買い占めており、「対馬の土地が全部、韓国資本に買われてしまうのは時間の問題」などと、いつものごとく、危機を煽るだけのものだ。また記事 ...

ユネスコの「慰安婦」登録に暗雲

ユネスコの記憶遺産で、中国が申請した「南京大虐殺の文書」が登録されたのは2015年。ことしは慰安婦問題の文書が登録される見込みで、旧日本軍の蛮行を隠蔽したい日本会議に後押しされた日本政府が巻き返しを図っている。本日付産経新聞は1面トップでこ ...