カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

門田隆将のウソだらけの主張

愛知県で言論の不自由展が再開されたことで、自称・愛国者たちが躍起になって行動を始めている。「活動家」さながら座り込みを行った某市長もさることながら、今こそかき入れ時とばかりに虚偽の言論をふりまいているのが、門田隆将こと門脇護(61)だ。同 ...

ほんとうの売国奴

政治的意見の異なりを理由に同じ日本人を安易に「敵」認定したり、売国奴のような意味で「反日」などと主張する言論がまかりとおり始めたのはここ数年のことである。日本社会や国際社会をうまく調整し、統合する方向にむけるのではなく、自分あるいは自分の ...

国民的熱狂をつくるな

歴史家の半藤一利さんが著書『昭和史』の中で、昭和史の最大の教訓として最後に述べていたことは「国民的熱狂」をつくってはいけないということだった。日清・日露で国民国家としての戦争を経験した日本国民は、勝利に向けて熱狂。その媒体として重要な役割 ...

「正統な日本人」を自負するグロテスクな日本人たち

 「反日」とか「内なる敵」とか「日本を貶めるな」などと叫んでいる右派文化人の言動を見ていると、ある前提に思い至らざるをえない。彼らは自分たちこそ「正統な日本人」「由緒正しき日本人」と自負していると思われる事実だ。彼らにとっての「正しい日本 ...

「反日」「内なる敵」などの用語使いに注意

名古屋に本拠地を持つ中日新聞の発行する東京新聞が、今日付のこちら特報部の面で、開幕から3日で中止に追い込まれた国際芸術祭の顛末を記事にしている。私が興味をもったのは、そこに紹介された小樽商科大学・荻野富士夫名誉教授のコメントである。それに ...

忘却民族

日本共産党が日本国内で「テロ集団」として活動した67年前、同年の総選挙で35議席あった議席数がゼロとなったことは何度も取り上げてきた。ところが現在の同党は、普通に大手を振って活動している。不思議なことである。ひとつは日本人が忘れやすい民族 ...