カテゴリー ‘歴史認識’ のアーカイブ
徒然なるままに

「偽造」した署名で知事追い落としを図った右派勢力

愛知県の大村知事のリコールを求めるために行われた署名運動で、肝心の署名の大半が金で雇ったアルバイトに偽造させたものであったことが発覚し、騒動になっている。この署名を推進したのは高須クリニックの高須院長を代表とするグループで、名古屋市の河村 ...

中国に塩を贈りつづける櫻井よしこ

1937年12月の南京陥落に伴う旧日本軍による不法殺戮行為(いわゆる南京大虐殺とよばれるもの)は歴史的には学問としてもすでに定着している。事実のものとして、認定されているのだ。その数は少なくとも数万人のレベルであったことは間違いないものと ...

南京陥落から83年

日中戦争が始まった1937年、首都南京を陥落させてから83年となる。日本は相手の首都を落とせば戦争は終わると楽観視し、前線に十分な補給もないまま遮二無二進軍させた。結果、現地住民への「略奪」「性加害」が横行。“レイプ・オブ・ナンキン”の言 ...

櫻井よしこへの“温情判決”の中身

産経新聞の中で安倍晋三ベッタリ記者として有名だった阿比留瑠比論説委員が今日付の紙面で、櫻井よしこの裁判のことを取り上げていた。2015年に植村隆元朝日新聞記者がたびたび捏造記事を書いたと指摘されて櫻井を名誉棄損提訴していた事件だが、201 ...

自分の住所にだけ「閲覧制限」をかけた櫻井よしこ

ジャーナリストの櫻井よしこが植村隆元朝日新聞記者から名誉棄損で訴えられ、からくも「逃げ切った」裁判の元となった記事について改めて確認してみた。問題となったのは「月刊WiLL」(2014年4月号)、「週刊新潮」(2014年4月17日号・10 ...

真実性と相当性

職業柄、名誉棄損裁判を訴え、訴えられたことがある。その少しばかりの経験をもとに、11月18日に最高裁で確定した植村隆(元朝日新聞記者)VS櫻井よしこ裁判について言及したい。これは慰安婦問題を最初にスクープした植村氏の記事を、櫻井氏が「週刊 ...