ドイツでは犯罪対象となる新聞社

ドイツと日本と根本的な違いの一つは、戦争責任に対する行動である。ドイツでは自国の加害責任であるユダヤ人の大量虐殺について、そのような出来事が「なかった」と否認する行為は犯罪として取り締まりの対象になるが、日本では同じような加害責任である南京虐殺について「歴史の濡れ衣」(櫻井よしこ)などと主張しても、何らの制裁も受けない。

日本では全国紙の中で、歴史学会でも決着のついている南京虐殺について否定するのは、産経新聞だけである。ドイツにおいては、このような新聞の主張は即犯罪となる。要するに、ドイツにおいては、櫻井よしこのような言動、産経新聞のような歴史偽造のマスコミの言動は刑事罰の対象となるわけだ。ドイツと日本は、精神性がまったく異なる。日本では「犯罪対象者」が大手をふって歩いているわけだ。

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