2019年3月の月別アーカイブ
徒然なるままに

足軽3人組が完全敗訴 労働問題「蒸し返し」訴訟

「原告らの請求を棄却する」――。これまで3年間つづいた裁判はあっけなく終了した(一審段階)。 3月26日午後1時10分。定刻通り判事席に座った東京地裁の阿部雅彦裁判長(民事11部)は、判決主文を朗読した。この間、30秒ほど。40数席の傍聴 ...

日共検証2 真っ先に賛成したのは宮本顕治

昭和27年を頂点とする武装闘争で日本国民の信頼をいったんは完全に失う形となった日本共産党を実質的に立て直したのは宮本顕治元議長であった。戦前からの古い党員で、戦時中は治安維持法違反で刑務所に入っていた生粋の共産党員だ。 日本共産党はよく知 ...

日共検証1 人を殺害しいまも無関係を装う政党

日本共産党の自己矛盾は、その実態を知れば知るほど身につまされる。67年前の1952年に本格実施した同党の武装闘争路線によって、日本で2人の警察官が惨殺された。ひとりは東京・練馬で、ひとりは札幌で。練馬では集団でよってたかってこん棒で殴り倒 ...

立憲民主の皆さん、こんな無責任な政党と組みますか?

日本共産党機関紙『しんぶん赤旗』が昨日付から上・下で「野党共闘の分断をもくろむ日本共産党へのいわれなき攻撃」と題する論文を「日本共産党国会議員団事務局」の名前で発表した。内容は60数年前の過去の武装闘争について、「党の正規の方針として暴力 ...

勝利と敗北を両方知るということ

 ずいぶん前になるが、大阪の草創期の教団幹部から話を聞いたことがある。なぜ大阪の創価学会は強くなったのか。答えは勝利と負けを両方経験したからというものだった。昭和31年の参院選(大阪地方区)で「まさかが実現」と新聞に書かれた大勝利をした半 ...

ひと当たりと本質

プロの法律家でありながら恐喝罪で服役した元弁護士・山崎正友は非常に人当りのよい人物だった。相手の心を読むのがうまく、配慮もする。一見、思いやりにあふれた人物に見えた。会った人間は悪印象を持たない場合も多かっただろう。だが人間の本質はそのよ ...