サイコパスと非サイコパスの戦い

「ほぼトラ」「確トラ」などと訳知り顔で語っていた政治家や言論人の顔が浮かぶ中、“バイデン撤退・ハリス一本化”の流れに、「ハリス氏の勝算の可能性は結構ある」(グレン・フクシマ氏)や「今後の選挙戦は抜きつ抜かれつの展開になるだろう」(前嶋和弘上智大教授)などアメリカ大統領選挙をめぐる様相は一変したかのようだ。ハリス副大統領は早くも元検察官VS犯罪者の戦いとなることをアピール、黒人や移民、女性、マイノリティの支持を大きく広げそうだ。一方のトランプ陣営は副大統領候補が早くもあからさまな女性差別の言葉を述べるなど、女性票を減らしそうな勢いだ。民主党にあってハリス副大統領はそれほど人気があった人物とされていないが、トランプ氏が返り咲くことへの恐怖が、民主党内の団結力を増していることは明らかと思える。もはや民主主義擁護の戦いと同一レベルの戦いになっている。筆者個人の見解では、サイコパス(良心の呵責をもたない異常人格者)に再びアメリカを任せて社会をボロボロにしてしまうのか、そうはさせまいとする人間の良識側との戦いと信じている。

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