カマラ・ハリスの真贋

昨日からアメリカ大統領選の一方の民主党の動きが国際ニュースだ。バイデン大統領の後継候補になる見込みとされるカマラ・ハリス副大統領は州知事などの行政トップの経験がない。そのためか、副大統領に就任して最初に任された移民対策で結果を出すことができなかった。さらに部下へのパワハラ疑惑でスタッフが大量離職したことがいまの不評につながっている。それでも最近は人口中絶問題や女性、黒人、LGBTなどの性的少数者に寄り添う姿勢で「評価が高い。格差是正にも積極的」(本日付日経)と評されている。同記事は「政治経験や統率力が課題」とも端的に指摘する。副大統領は1964年10月20日生まれの59歳。個人的には私も同学年だ。つまり、日本人拉致被害者の横田めぐみさんも同じ年齢である。ハリス氏は自分より半月早く生まれた日本人の女の子が13歳のときに突然北朝鮮に連れ去られ、その後解決していないこの問題を、同学年の女性としてどのように感じるだろうか。

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