2019年5月の月別アーカイブ
徒然なるままに

有権者の世話をして票に結びつける

足立区に柳原病院という医療機関がある。私の姓と同じなので気になるわけではないが、全日本民主医療機関連合会、いわゆる共産系の病院である。その足立区で共産党員の区長が誕生したのは1996年のことだった。それから99年まで共産区政は続いた。その ...

組織政党800万票台のカベ

日本共産党は公明党と同じく「組織政党」と形容されることが多いが、公明党と多少異なると思われる点は、公明党よりも風を受けやすいということだろう。たとえば共産党が全国比例票で最高の峰を達成したのは98年の参院選挙で819万票を叩き出したときだ ...

志位和夫の描く未来社会は虚妄そのもの

 『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』と題する新書を手にした。著者は元NHK記者で、90年にフリーランスに転じてからはドイツ在住で仕事をしている。その本によれば、ドイツ人の労働時間は、OECD加盟国の中で最も ...

野党がもつ最大のジレンマ

 本日付各紙とも、野党の参院選1人区候補の一本化が進み始めた現状を報じている。毎日新聞はその一本化作業について、「膝を突き合わせて調整した形跡を感じられない」とする野田佳彦前首相のコメントや、一本化するだけで終わっていて肝心の選挙態勢づく ...

「虚偽で成り立つ政党」が生き長らえる土壌

私は20年以上日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の日刊紙を購読している(愛読しているわけではない)。今日付の紙面では、参院選に向けた活動のページで、青森県のある葬式でのエピソードが掲載されていた。それによると、ある党員が亡くなった際に行われ ...

共産ベタ降り譲歩転換で、野党一本化進む

本日付の東京新聞は、参院選の準備で、野党が27の1人区で一本化に大筋合意したことを伝えている。最終合意すれば、共産党が21選挙区で候補を降ろすことになるということで、同党の柔軟化が一本化を進める要因になったようだ。日本共産党の候補者のまま ...