2018年8月の月別アーカイブ
徒然なるままに

多くの人生を狂わせた日本共産党の暴力革命

私の職業人生において師匠と呼べる人がいるとすれば、その一人は竹中労(1930-91)という名のルポライターだった。私が20歳すぎくらいのときに接したので、相手は50代半ばすぎだった。当時、竹中は『庶民列伝』という牧口常三郎の評伝を月刊誌に連 ...

まともな主張をする石破元幹事長

あのゴリゴリ右翼と見られていた石破氏の主張がまともに見えるのだから不思議な光景だ。自民党総裁選に出馬する石破茂元幹事長は、安倍首相が強引に進めようとする9条改正案について、「自民党総務会の党議決定がない」「緊急の必要性がない」などと反対する ...

外国人を「管理」するだけの発想ではうまくいかない

毎日新聞は今日付の社説で「入国管理庁への格上げ」を取り上げた。来年4月から政府が外国人労働者の受入れ拡大を行う一環として、この問題に対応する行政組織を強化することについての論説だ。政府における問題は、現行の管理・監督を基調とする入国管理行政 ...

枝野幸男演説を読む

扶桑社が緊急発刊した『枝野幸男、魂の3時間大演説』に目を通す。先般の通常国会最終日の7月20日に、記録の残る72年以降で衆院最長記録とされる2時間43分にわたった演説内容を全文収録したムック本だ。「縁故主義の蔓延は国を滅ぼす」といった主張や ...

共産党に乗っ取られた「オール沖縄」

「イデオロギーよりもアイデンティティー」と訴えて翁長氏が当選を果たした沖縄県知事選から4年。保守と革新の寄り合い所帯であった運動体「オール沖縄」は、いまや「共産一色に染まりつつある」(読売)そうだ。 4年前の知事選後、共産党は県議選で議席を ...

『日本共産党の戦後秘史』を読む

元国家議員秘書の兵本達吉氏(1938-)が連載をまとめ2005年に出版した本である。すでに文庫にもなっているので、関心のある向きはぜひ手にとっていただきたい。本書で取り上げられているのは、日本共産党のもつ「暴力体質」の本質的な部分である。終 ...