先見性のない日本の政治

日本産業の衰退ぶりが目立つ記事が多い。本日付では「NECや日立製作所などの日本企業は1980年代は半導体業界を席巻した。オムディアによると最盛期の88年は50%のシェアがあったが、韓国などに追い越され、22年のシェアは9%に落ち込んだ」(日経)ほか、洋上風力発電において「欧州などに比べて日本はかなり出遅れている」(朝日)、「太陽光パネルや風力発電の風車といった技術開発では、中国や欧米に後れを取っている」(産経)、「中国では電池や半導体、新素材などEV関連産業に投資が集中する。(中略)ガソリン車が主力の日系メーカーは苦戦」(東京)など、キリがない。いずれも先見性をもった政治的イニシアチブがあれば、避けられた問題ばかりに見える。

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