日常的に物事を調べる職業をしていると、図書館を利用することはよくある。都道府県レベルでは北海道立図書館と沖縄県立図書館を例にあげてみよう。北海道の道立図書館内で大量にコピーをとったとき、領収証を書いてくれるように頼んだところ、出してもらえ ... 					
					
					
				
						
年末ということもあってたまっていた新聞を処理した。1年のうち特に出張期間に読んでいなかった新聞の山が部屋の数カ所に埋もれていた。本日処理した新聞群の中に、立花隆氏が死去した6月のニュースの束があった。亡くなったのは4月30日だったというが ... 					
					
					
				
						
本日は心に深く誓うための日である。学生時代、ノンフィクション研究会というサークルに所属した。マスコミ界に多くの人材を輩出する伝統ある大学の中で新興サークルにすぎず、現在はすでに存在しない。そこでノンフィクションの何たるかを学んだが、結局卒 ... 					
					
					
				
						
ノンフィクション作家として多くの盗用(他者の作品から記述を勝手に盗み取ること)を指摘され、拙著『疑惑の作家 門田隆将と門脇護』でも指摘された門脇護は、指摘された疑惑について何ら反論ができない状態がすでに3カ月も続いている。私はこの本の中で ... 					
					
					
				
						
予断に満ちたイデオロギー・ノンフィクションは、実は右派の専売特許とも限らない。左派にも似たような作品が存在するからだ。その象徴的な事例の一つが、松本清張が書いたノンフィクションだ。えっ?松本って小説家じゃないの?という人がいるのは当然だが ... 					
					
					
				
						
特定のイデオロギーをもとに、そのイデオロギーを宣揚するために予め結論を決めておき、それに沿う材料だけを集め、都合の悪い材料を捨象して作成するノンフィクションを私は「イデオロギー・ノンフィクション」と名づける。これは右にも左にも見られる現象 ... 					
					
					
				