門田隆将のノンフィクションには重要なところで事実を正確に反映していないところが随所にみられる。例えば今回取り上げるのは2年前に発刊された『敗れても敗れても 東大野球部「100年」の奮戦』(中央公論新社)だが、その第1章で沖縄県の戦中最後の ...
門田隆将こと門脇護が週刊新潮記者時代に、とんでもない行為を繰り返した記者であることは知っている人は知っている。2008年春にこの人物が同編集部に居られなくなって退職したあと、すでに12年の月日がすぎた。この間、同人は多くのノンフィクション ...
久しぶりに国立国会図書館を訪問した。仕事上どうしても見つけなければならない史料があった。現在執筆中の仕事で使う資料として、ある新聞記事(昭和16年ごろのもの)が残されているのだが、日付と媒体名が不明のため、その出所を確定させる必要があった ...
過去に「プロレタリア文学」という言葉がもてはやされた時代があった。平たくいえば、社会主義や共産主義を鼓舞するための文学作品ということになろうか。『蟹工船』などの作品がよく知られる。一方で戦中は、作家がお国のために従軍し、国威宣揚の作品を粗 ...
75年前のちょうど今の時期、沖縄では沖縄戦の最終盤で、多くの県民が犠牲になったことは繰り返してきたとおりだ。沖縄軍の最高責任者であった牛島満司令官、長勇参謀長が6月22日から23日にかけて自決した。一方で行政の県知事も自決した。島田叡とい ...
本日は牧口常三郎初代会長の誕生から149年の日に当たるという。明治4年生まれの牧口は、昭和19年にその生涯を閉じるまで73年を生き抜いた。牧口が昭和18年の7月に逮捕された静岡県下田市の民家を取材で二度ほど訪ねたことがある。牧口のことを思 ...
