昨年暮れに主筆を失った読売の論調があまりにお粗末だ。昨日付の社説は「ポピュリズム横行が目に余る」というもので、本日付は「何を目指すのか見えてこない」。いずれも石破政治を批判する内容だが、本来、批判に建設的批判と批判目的の批判の2種類がある ...
かつては各紙ばらばらに配達されていた在京一般紙がまとめて配達されるようになったのはこの1年くらいのことか。記憶は定かでないが、現在は、読売以外の毎日・東京・朝日・産経・日経の5紙は同時に配達される。新聞社の配達網が独立採算では成り立たない ...
昨日は花田『WiLL』が創刊されて20周年の記念日だったが、たいしたイベントは何も行われなかった。月刊誌『WiLL』が大々的に創刊20周年を強調したわけではなかったし(誌面で多少そのような文字が見受けられた程度にとどまる)、まして『WiL ...
本日付朝刊でも依然として続報が続いているが(毎日・東京)、日本保守党の 百田尚樹 代表が11月8日のネット番組で「(女性は)30(歳)超えたら子宮摘出」と発言した問題について、代表本人は発言を撤回し謝罪する騒ぎとなっている。当初すぐに発言 ...
アメリカ大統領選が2日後に近づいた。今回も接戦となる見通しで、混乱が予測される。4年前の同大統領選を思い起こすと、接戦の最中、「『大規模な不正があった』と根拠なく主張した」(本日付産経)のはトランプ大統領(当時)だった。日本でこの動きを全 ...
そもそも論として考えるべきは、報道の目的は真実に立脚するという大原則だ。なぜなら誤った事実関係を拡散すれば、社会が混乱するからだ。それは社会に害を与えることにつながる。そのためメディアや記者の最前提は、個々の物事は事実に立脚しなければなら ...