昔まだ日本共産党のチカラがいまよりずっと強かった時代。共産党を批判する者、不都合な批判者に対しては「反共」というレッテルが貼られた時代があった。自分を正当化し、相手を貶めることで自分たちの主義を守るという行動方式にほかならなかった。いまは ...
本日付の産経新聞はジャーナリストの櫻井よしこ氏を登場させ、中国を批判している。だれがどの国を批判しようとこの国では自由だが、鼻につくのは「日本を日本たらしめてきた価値観を守ることで貢献するときだ」などの同人ならではの主張だろう。この根本に ...
今朝の新聞に「世界の死者50万人」の見出しが躍っている。新型コロナウイルスに感染して亡くなった人数だが、こうした大きな数字を見て思い出すのは、やはり310万人という数値である。日本が先の昭和の戦争で失った戦没者の数であり、昭和の戦争がいか ...
右派の論客のシンボルとされている櫻井よしこだが、その主張内容をあらためて精査してみると、お粗末な内容には呆れるばかりだ。本日付の読売新聞にも大きく書籍広告が掲載されているが、彼女がこのほど出した『親中派の嘘』(産経新聞出版)は他者を嘘つき ...
私は1990年代の後半から2000年代の初頭まである記者団体の事務局を務めた時期がある。毎月講演会のような勉強会を催すために講師を招へいするのだが、イラク戦争の前後だったと記憶するが、作家でジャーナリストの辺見庸氏に講演してもらったことが ...
75年前のちょうど今の時期、沖縄では沖縄戦の最終盤で、多くの県民が犠牲になったことは繰り返してきたとおりだ。沖縄軍の最高責任者であった牛島満司令官、長勇参謀長が6月22日から23日にかけて自決した。一方で行政の県知事も自決した。島田叡とい ...
