カテゴリー ‘政治’ のアーカイブ
徒然なるままに

哲人政治家が求められる時代

2、3日前、トランプ大統領がネタニヤフ首相と共同記者会見している映像を目にして、罪責ロンダリングという言葉が頭に浮かんだ。ジェノサイドという大きな歴史的犯罪を犯している政治家が、世界最強大国の大統領と蜜月関係をアピールすることで、国際的に ...

安倍政権が作った現在の外国人問題

7月の参院選に引き続き、現在行われている自民党総裁選でも外国人政策がテーマになっているためか本日付の各紙紙面にはその関連の記事が多い。朝日・毎日が社説で扱ったほか、日経がオピニオン欄で3人の識者見解を紹介する。その一人、クルド人問題を抱え ...

山ほどの実績と日本の衰退

私は政治専門の記者ではないが、それでも維新の会に関する書籍は棚に5冊以上並んでいる。それらをパラパラとめくっていて、藤田文武共同代表が幹事長時代に書いた中に次のフレーズを見つけた。「細やかな実績は山ほど積み上がっていたとしても、日本全体の ...

金のかからない政治

自民党が企業団体献金の廃止などの抜本的改革に踏み切れない原因は、現状維持が既得権益と結びついているからだ。自民党国会議員事務所で金がかかる原因は、「次の選挙」を視野に公費で賄えない地元秘書の給与や事務所の維持などに一定の固定費がかかるから ...

コップの中の自民党総裁選

本日、自民党総裁選が告示される。5人が立候補する予定だが、所詮は自民党のコップの中の出来事だ。むしろ国民はこれほど長く国政を空洞化させている無責任さに怒り心頭だろう。自民党はだれが総裁になっても大きな違いがない。政治とカネの問題に自分の身 ...

10年前の国会

2015年9月19日。第2次安倍政権の最大の“遺産”となった安保関連法が成立して10年の朝を迎えた。この関連法の成立があったからこそ、現在の日本の「軍事大国化」路線が生まれたことは踏まえておくべき事柄だ。焦点はいつ、日本が戦争に巻き込まれ ...