2022年7月の月別アーカイブ
徒然なるままに

公明党の真価を問われる時代へ

参議院選挙が終わった。弔い選挙の同情票を吸収したのか、維新に本来流れるべき票が自民に流れた感がある。そのため、東京、京都など維新が重点区とした選挙区で議席を獲得できていない。一方、右派系の少数政党が乱立、議席を獲得したのは新しい現象だ。2 ...

70年前のテロ射殺事件

この1年あまり、70年ほど前に発生したテロ事件(背後からいきなり射殺した暗殺事件)の取材を続けてきた。昨日も北海道で数日間の取材を終え、帰京するために某空港に立ち寄って昼飯を注文した時間に、携帯電話に安倍元首相が血を出して倒れている旨のニ ...

政治家の前提条件

近年の政治を見るにつけ、能力や専門分野など以前に、政治家には「前提条件」が必要と感じる。それは有権者に対しウソをつかないということであり、さらにゴマカシをしないという2つだ。時の総理大臣がこの2つをないがしろにし、長年にわたり最高権力者の ...

時代の潮目

歴史家の保阪正康氏と池上彰氏が編んだ『歴史の予兆を読む』という対談集が先月、朝日新書から発刊された。この本で重要なキーワードとなっているのは、タイトルにある「歴史の予兆」であり、言い換えれば「潮目」のようなものだ。歴史の渦中にあると見えな ...

民族差別が蔓延する国

私の乏しい知識でざっくりいえば、近現代の日本人が隣国に差別感情を抱くようになったのは日清・日露の戦勝からといわれる。日本が国家として世界の「一等国」の地位を占めるに至ったと錯覚し、そうした空気が庶民にも浸透したからだろう。その種の差別意識 ...

時代を動かす旗印

21世紀初頭から考えても日本社会は大きく変化した。民族差別が横行し、心ない言葉であふれている。こうした社会を形成した結果責任は当然政治にも求められる。政権与党として長くこの社会を構築してきた自民党と公明党も例外でない。いま公明党に求められ ...